家づくりへの考え

■家のいのちは丈夫な柱と、構造。

家づくりにおいて一番大切なこと。
それは「丈夫な柱」「しっかりとした構造」です。

 

一昔前は「自分たちの建てた家を、子供たち孫たちの代まで残してやりたい」という考え方が一般的でした。 ところ昨今では、そのような考えの方は少なくなってきたようです。
「とりあえず、自分たちが住めればいい。子供たちはいずれ、出ていくのだから」
特に田舎では、将来お子様が都会へ出て行かれるケースが多いですから、そのような考え方も、時流に合っていると思います。


けれど家を建てた自分たちは、きっと一生をその家で過ごします。
自分たちの建てたこの家で、安心して暮らしていきたい。家を建てるときはそんな思いでいらっしゃると思います。
若い年齢で家を建てれば、40年、長ければ50年以上をその家で暮らすことになるのです。
食事をして、家族団欒の時間を過ごし、疲れを取るために眠る。人生の大半をその家で、そうやって過ごしていきます。

 

人生において、大切な住まい。
それは、自分たちが、そして家族が、永く安心して暮らしていくためのもの。
それは「しっかりとした柱」が支え、家のどの部分よりも綿密に手をかけて作りあげる「構造」を持った家なのです。